臨床研修 前期臨床研修

HOME > 前期臨床研修 > 臨床研修病院の概要

前期臨床研修

臨床研修病院の概要

平成23年2月に「JCEP:NPO法人卒後臨床研修評価機構」による外部評価を臨床研修指定病院として滋賀県内で初めて受審し、「認定4年」を取得しました。平成28年2月には更新審査を受審し、今回も「認知4年」の評価を受けました 認定証 <PDF:959KB>

※臨床研修評価では、研修体制の整備状況により、2年・4年・6年の認定が受けられます。

NPO法人 卒後臨床研修評価機構
↑ 『JCEP:NPO法人卒後臨床研修評価機構』のサイトが別ウィンドウでご覧頂けます。

臨床研修病院プログラムの名称・番号

済生会滋賀県病院 臨床研修プログラム <PDF:1.6MB>

病院群の構成
管理型病院
済生会滋賀県病院
協力型病院
プログラムの目標と特色

 救命救急センターを中心としたプライマリケアの基礎および臨床知識を学び、豊富な臨床症例をもとに迅速かつ適切な判断力と診断能力を養えるようにする。医師としての人格を涵養し、将来の専門性にかかわらず、医学・医療の社会的ニ−ズを認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病体に適切に対応できるよう、プライマリの基本的な診療能力(態度、技術、知識)を身につける。臨床研修中に知識や技術を修得することはもちろんであるが、特に人間味のある医の心をもち社会性に富んだ医師に育ってくれることを何よりの目的としている。

研修スケジュール(年間<1年次・2年次>の1例)
1年次・2年次 研修スケジュール例
研修スケジュール(2年次の選択科目(11ヶ月)の各診療科のモデルコース紹介)

 ご覧になりたい診療科のボタンをクリックしていただくと、該当診療科の研修スケジュールに移動します。

小児科
1.小児科志望コース1

一人前の小児科に1日も早くなりたい君に。
比較的患者数の少ない春〜秋に、外科系(外科・整形外科・脳神経外科・耳鼻科・眼科)の小児症例及び、将来の小児科医としての診療に必ず役立つ麻酔科・産婦人科・をローテートし、症例数の増える冬より小児科医としてスタートする。

小児科志望コース1
2.小児科志望コース2

小児科医になろうと考えているが、今のうちにしか経験できないことを色々やってみたい君に。
上記モデルコース同様、必修期間と合わせて救急集中治療科・麻酔科・産婦人科・放射線科を選択されることが望ましいが、それ以外の期間は成人の外科などもローテート。

小児科志望コース2
3.内科系コース

内科系志望だが、対象臓器や成人or小児は、実際に経験してから決めてみたい君に。
選択期間の前半で対象臓器や成人or小児を決め、後半は自由に選択。小児科を志望する場合は麻酔科・産婦人科などを勧める。

内科系コース
外科系
1.外科系ワイドコース

外科系に進みたいがまだどの科にするか決め手を欠いている君に。

外科系ワイドコース
2.整形中心外科系ローテートコース

整形外科に進もうと思っているが外科系プライマリーを研修医のうちに体験しておこうという君に。

整形中心外科系ローテートコース
3.外科中心外科系ローテートコース

外科に進もうと思っているが外科系プライマリーを研修医のうちに体験しておこうという君に。

外科中心外科系ローテートコース
4.脳外科中心外科系ローテートコース

脳外科に進もうと思っているが外科系プライマリーを研修医のうちに体験しておこうという君に。

脳外科中心外科系ローテートコース
5.外科系ショートコース

内科系も外科系も考えている。いろいろ実際に見てみたいという君に。

外科系ショートコース
6.外科系マイナーワイドコース

マイナーも含め外科系を考えている君に。

外科系マイナーワイドコース
7.外科系マイナーショートコース

マイナーも含めて外科系を考えている。一通り見てそのあとじっくり研修したい君に。

外科系マイナーショートコース
8.一般外科特別養成コース

一人前の外科医に1日も早くなりたい君に。

一般外科特別養成コース
救急集中治療科

将来、救急医を目指す研修医または研修医の段階で多くの救急患者を経験しておきたい研修医に向けた救急診療中心のコース

1.外科中心救急コース

外科処置ができる救急医を目指す研修医のモデルコース。
最初の3ヵ月間、救急集中治療科で経験を積み、その後、外科・整形・脳外科を2ヵ月ごとローテートして主に手術を経験してもらう。とくに初療から手術までの一連の診療を経験できるように工夫する。

外科中心救急コース
2.内科中心救急コース

内科系の診断、処置ができる救急医を目指す研修医が対象のコース。
最初の3ヵ月間、救急集中治療科で経験を積み、その後、消化器内科、循環器内科、内科(呼吸器・血液・腎臓)をローテートして手技等を経験する。最後の2ヵ月は、自分の興味ある疾患は、初療から処置まで継続して経験できるよう工夫する。

内科中心救急コース
3.救急一般コース

とにかく救急患者をたくさん経験したい。または将来救急医を目指す研修医向けのコース。
途中、本人の希望により診断実習目的の放射線科へのローテートもしくは本人の希望する科の研修を行なう。救急集中治療科の一員として、ホットラインの対応も含め、救急での研修を行なう。

救急一般コース
産婦人科
1.産婦人科志望コース

産婦人科医となる上で、必要となる他科の知識や技術を習得する目的。

産婦人科志望コース
放射線科
1.放射線科専攻コース

ご希望の機関に1ヶ月から4ヶ月まで選択可能です。

放射線科専攻コース
2.他科志望コース

ご希望の期間に0ヶ月から2ヶ月まで選択可能です。

他科志望コース
泌尿器科

研修医のうちに外科系プライマリーを学習できるのが今の制度のメリット。泌尿器科は3ヵ月程度の選択でよい。

1.泌尿器科おすすめコース

1年次選択で麻酔科・小児科を選択することが望ましい。2年次は、外科系全般を研修し最後の2ヵ月は泌尿器科へ。

泌尿器科おすすめコース
2.泌尿器科中心コース

早く泌尿器科を中心に研修したい方。

泌尿器科中心コース
精神科

将来、精神科医をめざす方は、協力型病院の水口病院での長期研修も可能。

1.精神科モデルコース

1年次で内科6ヶ月、救急集中治療科2ヶ月を研修後、選択4ヶ月で外科、麻酔科を選択することが望ましい。

精神科モデルコース
当院の救急医療の特徴

 当院では、24時間の救急診療を基本方針として1次から3次まで幅広く患者を受け入れ、年間2万7千人を超える救急患者を診療しています。救命救急センターは、救急専用ベッド30床を有しており、各診療科間の連携が大変良好であり、コ・メディカルとの連携も円滑で24時間いつでも緊急検査・緊急手術ができる体制です。幅広い分野の初期治療の習得にふさわしい病院です。

救急患者延数 22,696名(平成26年度)
救急車搬入台数 6,189件(平成26年度)
〜院長からのメッセージ〜

院長写真 院長 三木 恒治

 本院は滋賀県の名神高速道路栗東インターチェンジのそばで、アクセスにも恵まれ1日の平均外来患者数約800名、病床数は393床、医師数約130名で、滋賀県の3次救急指定病院として、年間約6000の救急車の搬送があり、またドクターカーが配備された県内随一の救命救急センターがあります。さらに本院は本年5月よりドクターヘリが配備され、滋賀県・京都府南部の急性期医療の中核を担っています。さらに災害拠点病院として、大規模災害に対応できる体制を充実させています。さらに専門的な訓練を受けたDMAT(災害派遣医療チーム)を編成し遠隔地の災害にも派遣しています。一方地域医療支援病院として、地域の保険・医療・福祉を、地域の専門的機能を持つ医療機関、関連施設である特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、訪問看護ステーションなどとチーム医療を構築することで地域完結型医療を総合的に推進しています。さらに地域がん診療連携支援病院として、放射線治療設備も兼ね備えた高度な集学的がん治療を行う総合病院でもあります。
 本院はプライマリーケアの習得を目指す研修医にとって、最適な研修環境を完備し、熱意のある研修希望者を募集しています。ドクターカー、ドクターヘリにも搭乗し、厳しい中にも実りの多い研修生活をエンジョイしていただきたいと思います。

〜研修責任者コメント〜

研修責任者 倉田 博之 写真 臨床教育部長・循環器内科主任部長・
 救命救急センター副センター長 倉田 博之

 初期臨床研修制度がスタートして10年以上がたち、当院でものべ80名以上の先生方が研修を修了されました。彼らと指導医が苦労しながら共同作業を行い、現在当院の特色を生かした研修環境が整って参りました。

 当院は3次救命救急センターを併設しており、年間3万件の救急に対応するセンターを核にプライマリーケア研修に最適な症例を初療時から豊富に経験できます。(ドクターカー、ドクターヘリ経験を含む)また、時間外入院患者さんを対象としたERカンファレンスを平日毎朝開催して、研修医のプレゼンテーション能力を向上させるとともに、初療に対するフィードバックも行っています。救急以外でも各科カンファレンス、総合内科初診外来、CVトレーナーを使ったOSCE、採血・点滴、エコー、グラム染色実習、多職種で行う臨床倫理カンファレンス実習などいくつもの講習会・実習が必修となっております。(多職種とともに実習・講習会を行う機会も多く、チーム医療の本質も学んでいただきます。)スキルスラボが研修医室の近隣にありますので、少しの空き時間であってもトレーニングが行えます。また12か月の選択科目の中には他病院にはない病理を含めた検査診断コース、遠方の過疎地域・離島研修などがあり、バリエーションも豊富です。 当院の研修では、この患者さんに必要な検査は何か?診断と鑑別診断は何か?初療として何をすべきか?この患者さんは帰宅可能か?専門医に緊急でコンサルトすべきか?どうすれば患者さんに安心して満足していただけるか?どの方針がこの患者さんに合うか?など、臨床推論、初期対応、コミュニケーション法からリスクマネジメント、臨床倫理、医療経済まで視野に入れた臨床的・社会的問題解決能力を養うことができます。このような素晴らしい研修環境が、できる限り研修医に経験を積ませたいという指導医の熱意、そして研修医諸君のやる気がコラボレーションした結果として確立されてきたと自負しております。

 最近よく感じるのは研修医と研修病院には相性があるのではないかということです。ある研修医が求めている研修、あるいは2年後の研修が修了したときにどういう自分でありたいかといったビジョンに応じて、その人その人に応じたふさわしい研修病院がどこかにきっとあるのではないかということです。当院における研修は、特に救急当直を中心とした研修に関して確かにハードですが、研修医が2年間に身に付けておくべきプライマリーケアをしっかりと高いレベルで身に着けたい、そのためには多少の苦労はいとわない、といった研修医諸君にはうってつけの研修病院であると考えます。

 また研修医から指導医への逆評価は年1回あり、指導方法も年々ブラシュアップされています。イントラネットを利用した臨床研修手帳の入力や研修レポート作成支援、研修医ストレスマネジメントも事務方の全面的協力により組織的に行っています。臨床研修病院評価機構の第3者評価も県内で最初に受審しパスしており、2016年度には4年の更新を認可されています。

 当院の臨床研修を経験すれば必ずや一流の臨床医、チーム医療の優れたリーダーとしての基礎を身に付けることができると確信しております。医学生の皆様、初期臨床研修医として当院にきていただき、指導医・病院スタッフとともに患者さんのために未来にむけて歴史をつくっていきましょう。是非一度 病院見学へ!お待ちしております。

〜研修終了者から一言〜

 プライマリを学ぶに必要な症例数があることはもちろん、その病院にいるスタッフ(やる気を見せたらそれに答えて下さる先生方)が多くおられることは言うまでもありません。その中でも特に2年間という長いようで短い研修期間全体を通してプログラムを監督し、その都度修正してくださる指導者の熱意が肝心です。個々の診療科がどんなに良くてもこの2年間で学ぶべきことは診療科の枠を越えたプライマリケアであり、チーム医療を志す医療人にとって一診療科だけに傾倒しないバランス感覚を身に着けることです。そのためには研修2年間という長期的視点に立って指導してくださる先生の存在は必須だと思います。また、現在既におられる病院スタッフの方々の協力を取りつけるために研修責任者が動いてくださる事なくして私たちの研修は成り立ちません。医師としての第一歩を踏み出す研修病院選びには悩まれることでしょう。まずはその病院に見学に行き、そこで働く人々に出会うことから始めましょう。特に私たちの生の声を聞くことが1番の近道ではないでしょうか。実物大の研修医に会いに来て見て下さい。

研修医の主な出身大学

京都府立医大、滋賀医大、兵庫医大、名古屋市立、山梨大学、金沢大学、富山医薬大、岡山大学、横浜市立大学、三重大学、関西医科大学、鳥取大学、琉球大学、高知医科大学、杏林大学、東京医科大学、産業医科大学

前期研修後の進路

済生会滋賀県病院(当院)、水口病院、京都府立医大付属病院、滋賀医科大学附属病院、、大阪大学附属病院、杏林大学附属病院、兵庫県柏原病院、滋賀医科大学(大学院)