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2024/03/25

 今週の1枚 

なでしこ大宴会開催しました!

  

 

去る3月15日、なでしこ大宴会が行われました。4年ぶりの開催で病院からだけでなく淡海荘やケアポートなどの支部からも併せて200人以上の参加がありました。美味しいご飯を頂きながら、久しぶりに部署を超えて色々なおしゃべりができて楽しいひと時でした。そして淡海荘の皆さんと看護部からの余興!私たち看護部代表として有志メンバーがカッコいいソーラン節の踊りを披露してくれました。迫力ある踊りで会場が一体になって大盛り上がり!そのあと、院長の昭和ムードあふれる歌の披露や豪華賞品が当たるゲーム大会もありました。今年度も済生会滋賀県病院は、1年間息を切らすことなく走り抜けました。

 

 

次年度もONE TEAMで頑張りまーす!

 

2024/03/18

 今週の1枚 

新しい更衣室が完成しました!

  

新棟建設のため、旧病院内にあった私たち職員の更衣室が、新に敷地内に完成した更衣室に引越しが終わりました。

 

とても広い空間に整然とロッカーが並んでいて、これまでの更衣室よりゆったりしています。自身の職員カードをかざして出入りするのでセキュリティーもばっちり。着々と3年後の新棟完成に向かって進んでいます!

 

2024/03/11

 今週の1枚 

新しい院内保育所の内覧会がありました!

  

職員の子どもさんを預かる保育園が新しく建ちました。外観はスタイリッシュですが、中は暖かくて広々としています。

 

今後この室内に芸術大学の学生さんたちがかわいい絵を描いてくれる予定です。子ども達も喜びそうですね。完成が楽しみです。

 

2024/03/04

 今週の1枚 

DMAT第3陣出動

  

当院から能登半島地震派遣DMAT3次隊として、石川県金沢市の避難者待機ステーションがある体育館へ行きました。大雪警報の中、8時間かかって到着したようです。

 

ERで勤務するNさんに活動について聞きました。

 

【Nさん】

発災により社会生活が一気に破綻した状態から、多くの人の支援で救助、復旧を進めていく過程の一端を担うことができました。崩壊するのは一瞬ですが、“復興”には相当な時間と、人、資材、資金が必要ですし、あらゆる支援を絶え間なく続けなければ成し得ないものであると体感しました。

 

施設での活動のうち2日間は、エリアリーダーに指名され、私は看護師リーダーとして利用者の体調管理や、ノロ感染症やCOVID感染症発生などの対処、体調不良者の搬送の対応を行いました。また、災害サイクルでいう慢性期へ移行する時期であり、DMATから他の支援団体へより良く引き継ぎ、支援を継続してもらうには何が必要か考え、参集DMAT看護師と協力して活動しました。

施設を支える介護士会の方をはじめ、運営に関わる他団体の方に敬意をはらい、お互いの顔の見える関係の構築が重要で出架け橋になれるよう働きました。多施設のDMATチームと協働できたことは大きな経験となりました。

 

Nさん、DMATの皆さん本当にお疲れ様でした。

被災地の皆様が1日も早く通常の生活が取り戻せるようお祈り致します。

 

2024/02/26

 今週の1枚 

有給型インターンシップを行っています!

  

当院では半日のインターンシップだけでなく、有給型インターンシップを取り入れています。数日間有給で、希望する部署でスタッフと一緒に業務をして頂き、当院をより深く知って頂く目的のインターンシップです。

 

多くの方に参加して頂いた中で、継続的にアルバイトとして来たいと申し出てくれたIさん。猫の手も借りたい!! 忙しーい部署を自ら選んでくれて、助けてくれています。「ずっと来て欲しいです!」とスタッフからも大好評。

 

Iさんありがとう!

 

 

2024/02/19

 今週の1枚 

DMAT第2陣出動

  

1/17~1/21には石川県金沢市へ第2陣のDMATを派遣しています。看護部からは2名の看護師が、石川県の一時避難所(ひとときステーション)で活動を行いました。ひとときステーションは被災地から高齢者が避難に来られ、次の受け入れ先が決まるまで滞在する場所で、医療行為は求められない場所でした。施設内では避難場所として生活されている他に、一般の方がプールやスポーツをされていて日常と非日常が入り交じった環境の避難所だったようです。

ICUで勤務するNさん、ERで勤務するOさんに活動について聞きました。

 

【Nさん】

 私たちの活動は、一日20~30名の入退室管理と健康チェックと介護士の方と一緒に生活面の介助を行いました。入所者の中には認知症の方がおられ、自分が帰る部屋が分からなくなる方がおられたため、顔写真を撮って部屋のカルテに入れるなどの取り組みを行いました。また、バスや自衛隊機で一度に20名程度の入退室があるため確実に入退室できるようチェック体制の構築を行いました。

 入所者の方に「困っていることはないですか」と聞くと、「家がなくなったこと」と答えられ、「次はどこに行くの?ここにはずっとはいれんやろ」と聞かれる方がおられました。どのように返答すればいいのか悩むことがありましたが、訴えを傾聴し少しでも安心して避難生活を過ごせるよう活動しました。

 私たちにできることは限られていましたが、他のDMAT隊や介護士、PT、栄養士などの多職種と、入所者にとっての最善を考えて関わり、避難所の運営を行いました。ICUでも病気によってこれまでの生活が一変される方も多くおられますが、今回の経験を今後の看護に活かしていきたいと考えています。今回は貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

 

【Oさん】

施設内には発熱の方もおられ感染対策には気をつけました。入浴もしておられない方も多く、リネン交換や清潔介助などを介護士さんと連携して行いました。また、病院などへの搬送業務もあり、災害時のため少ない情報ですが必ず必要な情報を申し送りできるように心がけました。私たちは発災から約3週間が経過しており避難所での活動でしたが、数多くのDMATがおられ避難所の私たちの隊も運営作業の効率化、システムの構築、入退所の処理を行っていました。

 

看護師として少しでも被災された方の力になりたいと思い、何ができるか不安でしたが自分のできることをしようと思って活動しました。活動するにあたり、辛い思いをされ故郷を離れて避難されているため、関わる時間は短かったですが被災者の方に寄り添い傾聴することを心がけました。今後もいつ起こるかわからない災害に備えて訓練を行い、活動できるようにしていきたいです。

 

Nさん、Oさん、DMATの皆さん本当にお疲れ様でした。

被災地の皆様が1日も早く通常の生活が取り戻せるようお祈り致します。

 

 

2024/02/13

 今週の1枚 

DMAT第1陣出動

  

当院から1/4~1/8まで、石川県珠洲市へDMATを派遣しています。看護部からはERで勤務している男性看護師Kさんが出動してくれました。無事帰ってきてくれたKさんに活動について聞いてみました。

 

【Kさん】

珠洲市内の総合病院で、発災から病院で働いている職員を支援する活動をしていました。

実際瓦礫から救出された被災者の方に点滴や検査介助など、病院職員や全国から集まったDMAT隊員と連携して実践を行いました。

 

看護師として今まで経験したことがない激務でしたが、被災地での活動はこれまでの自分自身の看護を最大限に発揮できること、しなければならないことと強く使命感を感じました。活動において大切にしたのは、支援させて頂くという謙虚な姿勢を常に意識し、少しでも被災者の方々の身体的、精神的負担を軽減させることを念頭に活動していました。

 

Kさん、DMATの皆さん本当にお疲れ様でした。

 

被災地の皆様が1日も早く通常の生活が取り戻せるようお祈り致します。

 

 

2024/02/06

 今週の1枚 

院内看護研究発表会を開催!

  

2024年1月20日の午前中に院内看護研究発表会を開催しました。

 

各部署から8演題が集まり、レベルⅡのケーススタディーから代表3演題と合わせて11演題の発表がありました。

 

各部署での看護の質向上や効率化に向けて取り組んだ実践報告が多く、稼働が高く忙しい中での工夫や熱意が伝わるものばかりでした。

 

4年ぶりの開催に多くのスタッフが集まり、意見交換に時間が足りないくらいで、「自部署での取り組みのヒントになった」「他部署の良い取り組みが知れて刺激になった」という声をたくさんいただきました!

 

2024/01/29

 今週の1枚 

小児科・産科病棟看護師&助産師レポート:part4

  

忙しい病棟業務の中で患者さんたちとのほっこりタイム。

 

でも入院中の子ども達にとっては重要な「遊び」や「気晴らし」の時間だったり、整形外科の患者さんにとっては大切なリハビリの時間。

 

この日は隙間時間を上手に作って、看護学生さんも交えたほほえましい輪ができていました。

 

 

2024/01/22

 今週の1枚 

看護部インターンシップ:part2

当院ではやっぱり救急領域のインターンシップが人気です。救急領域の救急病棟、ICU、ERの3部署を短い時間ですがそれぞれ見学して頂きました。

 

ICUでは重症度の高い患者さんの近くでケアする先輩看護師を羨望の目で見ている学生さんが印象的です。ドラマで見るような設備や情景に圧倒された様子でした。

 

ERでは運よく依頼を受けて飛び立つヘリを間近で見ることができました。いつか夢叶って、今日のような青空に飛び立てる日が来たらいいですね☆☆

 

最後は希望部署の先輩達とお菓子を囲み、聞きたいことをたくさん聞きました。先輩達も「絶対うちに来てね!」とかなり仲が深まった様子で、終了時間が来てもなかなか終わらないインターンシップでした。来て頂いた11名の皆さん、ありがとうございました!

 

2024/01/15

 今週の1枚 

看護部インターンシップ:part1

2023年12月10日(日)、看護部でインターンシップを開催しました。様々な専門学校や大学から11人の参加がありました。産科・小児科病棟希望の学生さんは、手早く沐浴をする先輩看護師さんにたくさんコツを聞くことができました。赤ちゃんもかわいい❤

 

病棟の雰囲気も「やわらかそう」「働きやすそう」との感想を頂いて、私たちもうれしいです。ぜひ私たちと一緒に働きましょうね!!!

 

2024/01/09

 今週の1枚 

小児科・産科病棟看護師&助産師レポート:part3

この病棟には少しだけ小さく生まれた赤ちゃんや、呼吸や体温調節の助けがいる赤ちゃんが元気に育っていくため治療やケアを受ける部屋があります。ここでも看護師・助産師が24時間体制でケアをしています。

 

赤ちゃんの命を守る機械が囲まれる治療の場である共に、赤ちゃんの発育の場であることを忘れずケアしています。

 

2023/12/25

 今週の1枚 

先生たちと一緒にクリスマスイベント!

 12月22日(金)当院の小児科・婦人科病棟にて、少し早いクリスマスイベントを行いました!

 

毎年クリスマス時期に入院している子どもたちやお産を頑張ったお母さんたちに少しでも笑顔を届けたいと続けているイベントで、研修医の先生方と一緒に入院患者さんの元を訪れ、ささやかなプレゼントをお渡ししました。

 

皆さんにいっぱい幸せが訪れますように♪メリークリスマス!

 

2023/12/18

 今週の1枚 

小児科・産科病棟看護師&助産師レポート:part2

出産を間近に備えたお母さんのケアは助産師が主に行います。陣痛の強さを、おなかを触ったり子宮の入り口がどのくらい広がってきたかを手や指の感覚で判断しています。元気な赤ちゃんの産声は、私たち助産師、看護師にも元気と活力をくれます。

今日も新しい命を迎えるために奮闘中!

 

 

2023/12/11

 今週の1枚 

小児科・産科病棟看護師&助産師レポート:part1

今週から4週にわたって小児科・産科病棟の看護師や助産師のレポートをしたいと思います。この病棟には看護師と助産師が所属し、出産前後のお母さんと新生児と、15歳までの小児科の患者さん、整形外科の女性患者さんをケアしています。

 

写真は安全に出産された直後の新生児さんのケアをしています。新生児用の小さな聴診器からドクドクと大きくて元気な音が聞こえてきます。

 

2023/12/04

 今週の1枚 

新人看護師奮闘記:中央手術室

【部署の紹介】

中央手術室では、一般外科や整形外科をはじめ、脳神経や呼吸器、泌尿器、産婦人科など様々な手術を行っています。小児から高齢者まで年齢を問わず365日24時間いつでも手術に対応できるように準備を整えています。手術を行うにあたり、執刀医や看護師だけでなく、麻酔科医や臨床工学技士など多職種でコミュニケーションをとり連携しながらより安全に手術を行えるように取り組んでいます。

 

私たちは、手術をより安全に行うため、事前に患者様の状態を知るだけでなく手術の術式に合った器械の準備や手順を学習して、執刀医や看護師同士でコミュニケーションのとり予測しながら手術についています。日々覚えることがあるため学習を行っていますが、分からないことや困っていることは先輩看護師が優しく教えてくださり相談しやすいです。毎日たくさんの手術につくため大変なこともありますが、無事に手術が終了したときには達成感ややりがいを感じることができます。

 

【質問:休日はどのように過ごしていますか?ストレス発散方法を教えてください。

手術室は基本的に土日・祝日が休みのため、事前に友人などと予定を合わせて旅行やご飯に行くなどしています。また、家で自分の好きなことをしてゆったりと過ごすこともあります。同期や先輩方とのご飯や、友人と遊んだり、存分に睡眠をとることでストレスを発散しています。

 

休日は友達とご飯に行ったりなどして過ごしています。基本は土日休みなので予定を立てやすいです。ストレス発散にはカラオケや同期とお酒を交えながら話をしたりしています。部署の先輩方も優しく話を聞いてくれるため、仕事のしやすい環境で日々頑張っています。

 

新人看護師奮闘記を12週にわたってつないできました。各部署の自慢のひよっこナース達は、かわいいけどたくましく成長してくれています。
大変なことがあっても、次の日元気に出勤してくれたらそれで良し!皆そうやって一人前になってきました。
読んで下さっている皆さん、これからも新人看護師への応援をお願いします!

 

2023/11/27

 今週の1枚 

新人看護師奮闘記:救急病棟

【部署の紹介】

救急病棟はあらゆる診療科において緊急度が高い検査や処置、治療が必要とされる重症患者さんを受け入れている病棟です。医療機器の取り扱い診療の補助技術、処置など覚えることがたくさんあり、日々奮闘しています。

 

急変しやすい患者さんも多く、バイタルサインの変動だけではなく患者さんの表情や身体状況など些細な変化に気付けるように、日々緊張感をもって関わっています。私たちの病棟では、うまく意思疎通ができない患者さんがたくさん入院されていますが、「この方は今どうしたいのか?」「何を訴えようとしているのか?」「何がしんどいのか?」を考え、それぞれの患者さんの思いに沿った関わりを心がけています。

 

良くなっていく患者さんだけではなく辛いこともありますが、回復していく姿を見ることや患者さんからの感謝の言葉にやりがいを感じています。

 

【質問:自分が理想とする看護師像を教えて下さい】

私にとって理想の看護師像は患者さんに選択肢を示すことができる看護師です。日々の入院生活の中で患者さん自身が、やりたいことや望んでいることをコミュニケーションの中から引き出していけるようになりたいです。

 

私の理想の看護師像は、患者さんの小さな変化に気付ける看護師です。救急病棟では患者さんがしんどいことや辛いこと、不安なことを言葉にできない人が多くおられます。疼痛や入院生活の不安、状態の変化にいち早く気付けるようになりたいです。

 

 

2023/11/20

 今週の1枚 

新人看護師奮闘記:ICU

【部署の紹介】

ICUは人工呼吸器や補助人工心肺機器、24時間透析機器などを使用し、内科・外科を問わず、厳重な全身管理が必要な患者さんが入院されるユニットで、患者さん2人に対し看護師1人の看護体制をとっています。

 

患者さんは人工呼吸器を装着していたり、意識状態が悪く意思表示ができない方が多く入院しておられるので、日頃から小さな変化に気づけるように意識しています。また、医療機器を使った全身管理やモニタリングだけでなく、日常生活援助やご家族への精神面のケアにも力を入れています。患者さんに1人1人に寄り添い、患者さんとご家族のニーズに答えられるように日々頑張っています。

 

私たちは超急性期の様々な疾患や病態の患者さんと関わるため、幅広い知識が求められますが、集中治療や急変時の対応について学ぶことができ、自身のスキルアップにつながります。新人看護師にとってはとても大変な病棟ですが、日々、先輩看護師から指導を受けながら患者さんのために頑張っており、とてもやりがいのある病棟です。

 

【質問:仕事を頑張ろうと思える原動力は何ですか?】

私が仕事を頑張ろうと思える原動力は、患者さんが回復していく姿をみること、患者さんからかけていただく言葉です。不安定だった患者さんの状態が安定し、笑顔がみられたときや感謝の言葉をもらえたときにとてもうれしい気持ちになり、私の原動力になっています。

 

ICUで様々な疾患や病態の患者さんと関わることで幅広い知識の習得や救急医療について学ぶことができ、日々の仕事を通じて専門スキルを身につけ、自分の能力を高めることができます。これは自己成長や自己目標の実現に繋がるため、仕事を頑張ろうと思える原動力になっています。

 

私の仕事の原動力は患者さんの笑顔です。状態が安定し他の病棟へ移られた患者さんと院内で出会うことがあります。その際に感謝を伝えられたことがありました。患者さんと一緒に私自身も前進していこうと思う瞬間でした。

 

 

2023/11/13

 今週の1枚 

新人看護師奮闘記:消化器・呼吸器・乳腺・眼科・形成

【部署の紹介】

9西病棟は、消化器、呼吸器、乳腺、眼科、形成の外科混合病棟です。手術目的の入院患者さんが多く、入院期間が短い患者さんにも何が必要か日々考え、先輩に相談しながら看護をしています。忙しく学ぶことも多いですが、同期や先輩の助言を受けながら頑張っています。

 

手術後にはボディーイメージの変容があり、身体面だけでなく患者さん自身がどのように疾患と向き合われているのか、向き合うためにはどのような介入が必要か、精神・社会面への関わりも重要になります。

 

看護体制は、患者をA,Bに分ける2チーム制で、2チームに分けることで継続して患者さんをみることができます。毎日忙しいですが、明るい雰囲気の中で先輩からサポートを受けながら、日々新しいことを学び成長できる病棟です。

 

【質問:看護師になろうと思ったきっかけはなんですか?】

私が看護師になろうと思ったのは、小学生の時に母の勤める介護施設に行った際に看護師さんに薦められたことがきっかけです。その後、曾祖母の訪問看護に来られていた看護師さんのケアで曾祖母が笑顔になったり、曾祖母だけでなく、母や祖母も安心していた姿を見て、私も身体面だけでなく心理面にも寄り添い本人、家族の力になりたいと思いました。

 

看護師になろうと思ったきっかけは、幼いころから将来は人の役に立つ医療関係の仕事に就きたいと思っていたからです。中学の職場体験や高校生での看護体験で看護師の仕事を近くで見た時に、一人一人の患者さんと向き合いその人のためのよりよい看護は何かを考えられている姿を見て、やりがいのある仕事だと思い看護師になろうと思いました。

 

私が看護師を志したきっかけは自身の出産です。産褥期に身体面だけではなく精神面もケアしていただき、看護職に憧れました。在学中は子育てと学業の両立は大変でしたが、現在看護師として働くことが出来、日々学ぶことができて充実しています。

 

 

2023/11/06

 今週の1枚 

新人看護師奮闘記:消化器・呼吸器

【部署の紹介】

9階東病棟は消化器と呼吸器の病棟です。病棟には内視鏡や気管支鏡を用いた検査・処置を受ける方や化学療法・放射線治療などの治療を行う方、緩和ケアを必要とする方と、急性期から終末期に渡り様々な段階の患者さんがおられます。がんを抱える方もおられるため、病状に合わせて精神面の支援や苦痛緩和、家族看護も重要になります。

 

9階東病棟ではPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を取り入れ、新人看護師は先輩看護師と一緒に患者さんを受け持ち、指導を受けながら患者さんにより良い療養生活を送ってもらえるように日々看護を実施しています。

 

看護技術としては、吸引、吸入、経管栄養、排液ドレナージ管理、酸素療法の管理、麻薬の取り扱い、輸血など様々な看護技術を経験することができます。

 

日々、多重課題の中で時間管理や優先順位を考えながら、患者さんが安全・安楽に療養生活を送れるように取り組んでいます。

 

 

【質問:患者さんと関わる中で大切にしていることは何ですか?】

患者さんと関わる上で笑顔で接することを大切にしています。笑顔で接してくれる看護師の存在は、患者さんだけでなく、その家族にも安心感を与えられると思います。患者さんと笑顔で関わり、不安を少しでも取り除けるよう日々精進しています。

 

患者さんの思いを丁寧に聞くことを大事にしています。患者さんに療養生活を安心して過ごしてもらいたいからです。自分に余裕のない毎日ですが、先輩に助言を頂きながら患者さんの心の支えになれるように頑張っています。

 

患者さんが安心して治療を受け療養生活を送れるようにコミュニケーションや専門的な視点を持って関わることを大切にしています。その中で、日々先輩から指導を頂きながら専門的な知識や広い視点を持てるように勉強しています。

 

患者さんと笑顔で接するようにしています。入院患者さんの抱える不安や緊張感を少しでも和らげてあげたいからです。自立の人から全介助の人まで、全ての人が安心して治療を受けられるよう、丁寧に関わっていきたいです。

 

 

2023/10/30

 今週の1枚 

新人看護師奮闘記:SCU

【部署の紹介】

SCU病棟では脳卒中と呼ばれる脳梗塞、脳出血、くも膜下出血で入院されている患者さんの看護を24時間体制で行なっています。SCUは脳卒中発症後すぐの超急性期の患者さんが治療を受けられているため、患者さん3人に対し看護師1人と、患者さんに対する看護師の数が一般病棟よりも手厚いのが特徴の一つです。

 

SCUの看護師は病棟業務だけでなく、病院に搬送された直後の患者さんにいち早く治療するために救命救急センターで診察の介助を行ったり、脳血管造影検査や血栓溶解療法といった超急性期治療の介助を行っています。

 

SCUでは常に患者さんのそばで看護を行うため、患者さん一人一人と深く関わることができ、回復される様子を近くで感じられることがSCU看護師のやりがいです。

 

 

【質問:仕事中にやりがいを感じた瞬間はいつですか?】

私は患者さんが回復する姿を見るときにやりがいを感じます。患者さんの中には麻痺により自分で食事を食べることができなかったり歩くことが難しかったりします。しかし、日常生活援助を工夫することなどにより自分でご飯を食べることができるようになったり、歩行器などの補助具があれば患者さん自身で移動できるようになったりします。そのときにSCUの看護師になってよかったと感じます。

 

ケア時や退院時に患者さん、ご家族から感謝の言葉をいただいた時に看護師になってよかったと思います。

 

ADLが拡大していく患者さんの姿を見たときです。入院前のADLに少しでも近づけられるよう日々関わるなかで、麻痺の影響で入院時はできなかったことが、少しずつ自分でできるようになってきている姿をみると、看護師になって良かったなと感じます。

 

 

2023/10/24

 今週の1枚  

新人看護師奮闘記:脳神経内科・脳神経外科

【部署の紹介】

8東病棟は脳神経内科・脳神経外科の病棟です。

 

SCUと連携し、脳卒中センターとしての役割を担っています。「患者ファースト~専門性と追求し、質の高いチーム医療を提供する」とい目標を掲げ多職種で患者さんの思いを大切に関わっています。麻痺や失語などの後遺症を伴う患者さんが多く、突然の発症で生活が大きく変化するため身体的にも精神的にもサポートが必要で、個別性を踏まえた看護が大切になります。また退院後の生活を見据えた退院支援や早期回復を促すため、日常生活動作を取り入れたリハビリを行っています。患者さんやご家族に寄り添い、日々の「できた」を患者さんと共に喜ぶことでやりがいを感じています。

 

看護体制はチーム制で2つの看護ブロックに分けベッドサイドで患者さんの見守りを実施しながら看護しています。8東病棟では認知症やせん妄を起しやすい方、転倒リスクの高い方が多くおられるため、患者さんの安心感にも繋がり小さな変化や訴えに気付くことができるという利点があります。

 

病棟の雰囲気は明るく、メンバーとも、患者さんともコミュニケーションをとりながら楽しく看護を行っています。

 

 

【質問:仕事を始めてできるようになってうれしかったことはなんですか?】

学生の時と違って、点滴や薬、検査の介助などを指導下ではなく、一人で行えるようになったことです。責任もあり緊張もしますが看護師になれた実感もわき嬉しかったです。

 

採血やルートキープです。学生の時に練習で行っていたときは緊張で手が震えてしまいましたが、回数を重ねることで自信がつきました。患者さんに侵襲を与える行為であることから安心して受けていただけるよう声かけや体位を意識して行っています。

 

タップテストや気切孔間などの処置の介助につけるようになったことです。処置中の患者さんの不安を少しでも和らげるように声かけをその場で行うことができるようになったことが嬉しいです。これからも処置の介助についた際は患者さんに安心していただけるような関わりを行っていきます。

 

 

2023/10/16

 今週の1枚  

新人看護師奮闘記:循環器内科・腎臓内科・心臓血管外科

【部署の紹介】

8階西病棟は循環器内科・腎臓内科・心臓血管外科の病棟です。心不全や心筋梗塞、慢性腎臓病などの疾患や心臓外科手術後の方々が入院されています。複数の内科系疾患を持っておられる患者様が多いため、全般的な内科疾患の知識が必要となっています。一つの症状だけでなく、患者様の訴えも含めて細かく観察できるように心がけています。

 

特に私たちの病棟では心電図をつけている患者様がほとんどなので、心電図波形を読み取れるように勉強に励んでいます。心電図以外にも、治療や処置など毎日たくさん覚えることがあり日々奮闘しています。

 

また、先輩との交流会や定期的な勉強会があり質問や相談がしやすく分からないところが解決できる環境です。先輩方が気にかけてくださるので、不安なことや目標なども話しやすいです。これからも患者様によりよい看護を提供できるように知識や技術を身につけていこうと思います。

 

 

【質問:休日のリフレッシュ方法を教えてください。】

休みの日は好きなドラマなどの動画を見たり、友人とご飯を食べに行きリフレッシュしています。同期とたくさん話すことも気分転換になり、次の日からも頑張ることができています。

 

休日は朝ゆっくり過ごしたり、昼寝をするなどいつもより長く睡眠をとっています。また犬を飼っているので、一緒に遊んで癒やされています。

 

休みの日は友達と遊びに行ったり、好きな音楽や動画を見て過ごしています。また同期で食事に行ってゆっくり話すことで、また頑張ろうと思うことができています。

 

私は、休みの日に好きな映画を家で鑑賞したり買い物に出かけるなどして気分転換をしています。自分の好きなことをすることでリフレッシュすることができています。

 

 

2023/10/10

 今週の1枚  

新人看護師奮闘記:整形外科・耳鼻咽喉科

【部署の紹介】

7階東病棟は、整形外科と耳鼻咽喉科の混合病棟であり、手術を受ける患者さんが多く患者の思いに寄り添えるようにコミュニケーションを大切にして関わっています。

 

整形外科では、入院前の生活に戻れるよう早期から退院に向けて多職種と連携をとり住宅環境に合わせたリハビリを行っています。短い入院期間の中でできることを一緒に考えながら病棟リハビリに取り組み、患者さんのADLが日々拡大していく様子を感じられるため、とてもやりがいがあります。

 

耳鼻咽喉科では、疾患によっては食事摂取の時に苦痛を伴う患者さんも多いため苦痛の緩和とともに、医師や栄養士と相談して患者さんに応じた食事形態を選択し、個別的な看護を提供しています。また声が出せない患者さんとのコミュニケーションでは、患者さんの表情や筆談を取り入れて患者さんの思いをくみ取り、寄り添える看護を実践しています。

 

毎日、手術や処置があるため専門的な知識や技術を学ぶことができ、新人1人に対しプリセプター1人付いているので、相談しやすい環境が整っています。

 

 

【質問:看護学生時代に勉強や実習で今に活かせていること、もしくはもっと力を入れてやっておけば良かったと思うことはありますか?

実習前の事前学習です。疾患や術式、術後の観察を学習しておくことが患者さんの状態を理解することにつながると思います。入職後時間管理につまづいたので、実習中から行動計画を頭に入れ時間を見ながら動くことが大切だと感じました。

 

学校で学ぶ移乗やケアなどの基礎知識はしっかりと勉強しておいて良かったと思います。実習中に疾患や看護、観察項目は必死に勉強したつもりでしたが、臨床に出るともっと深めて学んでおけば良かったと思いました。

 

学生時代の実習はコミュニケーションに活かせていると感じます。実習で相槌や目線に気をつけてコミュニケーションを取ることを意識していたため、入職してから忙しい中でも患者さんの思いを聞き出せるようになったと思います。

 

 

 

2023/10/02

 今週の1枚  

新人看護師奮闘記:整形外科・泌尿器科

【部署の紹介】

7西病棟は整形外科・泌尿器科の病棟です。整形外科では転倒による高齢者の骨折や交通事故・スポーツによる若年者の外傷など様々な年代の患者さんが入院されています。突然の受傷により手術に至るため、日常生活援助を手助けするだけでなく精神・社会面にも視点を広げ早期に社会復帰を目指した関わりが必要です。

 

泌尿器科では悪性腫瘍による排尿障害を伴う様々な疾患の患者さんがいます。そのためストーマ指導や化学療法、ターミナルケアが必要となることが多く、様々なケアや看護を学ぶことが出来ます。また手術ではダビンチが導入されており低侵襲な治療を実現しています。

 

このように2つの科が混合しているため、多くの知識が必要となりますが急性期~回復期・終末期と幅広い領域を学ぶことができます。回復過程を看ることでやりがいを感じたり、看護観や倫理観を養ったり、看護師として成長できる、それが7西病棟の魅力です。入職された方はぜひ7西にお越し下さい!

 

 

【質問:休日の過ごし方を教えて下さい】

休日は同期とのご飯会や友人とでかけたり、1人でドライブしたりしています。毎月休日希望も調整してもらえるため友人と予定も合わせやすいです。こうように仕事と休日の切り替えがしやすい環境で働けているため日々充実しています。

 

休みの日は同期や友人と食事に行ったり、趣味に時間を費やしてリフレッシュして過ごせています。済生会は休日がしっかり確保されているのでメリハリをつけることができ、仕事へのモチベーション維持につながっています。

 

 

 

2023/09/28

 今週の1枚 

新人看護師奮闘記:小児科・産科・婦人科

【部署の紹介】

私達の部署は、小児科と産科・婦人科の混合病棟です。済生会のビジョンである「ゆりかごから介護まで」のゆりかごの部分を担っており、新生児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんと関わることができます。患者さんが回復する姿や患者さんとご家族様が笑顔で退院される姿を見るとやりがいを感じます。

 

入職時は看護技術を取得することに必死になって、患者さんとゆっくり関わる時間がとれませんでした。しかし今では患者さんとお話しするゆとりがもて、患者さんの思いを知ることができるようになってきました。患者さんの思いを知ることでより患者さんに寄り添う看護ができると感じています。

 

まだまだできないことや不安なことはありますが、先輩方が優しく丁寧に指導してくださるので日々学びながら成長しています。今後も患者さんとの関わりを大切にし、患者さんやご家族様に寄り添える看護師になれるよう頑張ります。

 

 

【質問:看護師になって良かったと思ったことは何ですか?】

患者さんと関わる中で「ありがとう」という言葉をかけて頂いたり、退院時に元気に帰って行く姿を見たりするとやりがいを感じ、看護師になってよかったなと感じます。また、小児科で入院されていた患者さんからお手紙をもらったり、似顔絵を描いてもらったりすることがあり、患者さんから元気をもらうことも多いです。

 

患者さんが、回復して、元気に退院されるのを見られることです。急性期の症状がある患者さんや術後の患者さんの1番しんどい時を近くで見ているので、笑顔で帰られる時に1番やりがいを感じ、看護師になってよかったと実感します。

 

 

 

2023/09/19

 今週の1枚 

新人看護師奮闘記:血液内科・糖尿病内科

これから12週にわたって各部署の新人ナースをご紹介します。

自部署の紹介とリレー形式の質問を繋いでいく形でお伝えします!お楽しみに❤

 

【部署の紹介】

私たちの病棟は血液内科と糖尿病内科の混合病棟です。主に化学療法や、血糖コントロールの手技獲得で入院される方がおられます。

 

血液内科の患者さんは入退院を繰り返される方も多いので、何度も入院される患者さんと関係性が段々深くなっていくことで、患者さんの個別性に合った看護を考えていきます。看護師は輸血や化学療法の副作用の観察や、感染予防対策を一緒に考えたり、糖尿病の患者さんでは退院後の生活を見越して指導をしています。

 

看護体制はPNSといって2人ペアで患者さんを受け持つので、先輩の言動からの学びが多く、すぐに報告連絡相談ができるので1人で悩むことは少ないです。また、CDEやフットケア、輸血看護師などの認定や資格をめざせる教育体制が整っており、キャリアアップも望めます。

 

 

【質問:凹んだ時の乗り越え方は?】

へこんだ時は同期に相談します。同期は同じ壁にぶつかって同じ悩みや思いを抱えているので相談をすることで共感や一緒に悩むことができます。また、ON.OFFをしっかりとつけて、ずっとへこんでいても仕方ないのでリフレッシュして切り替えも大切にしています。

 

次も同じことをしないように、振り返りをしっかり行い自分がどうしたらよかったのかを考えて、その後は気持ちを切り替えるために好きなことをしたり、友達に話を聞いてもらったりしています。

 

へこんだ時には、いっぱい先輩や同期に相談します。落ち込んだことを一緒に振り返り、他の人と話すことで次にどんなことに気を付けたらいいのか気付くことができるからです。話し合うことでダメだったところ、良かったところを共有して次につなげていくようにします。

 

たくさん寝るようにしたり、同じことを繰り返さないように常に振り返ったり同期と共有するようにしています。また、へこんだことを考え過ぎるとしんどいので、友達と遊んだり、予定を立てて頑張れるようにしています。

 

 

 

2023/09/11

 今週の1枚 

 

インターンシップを開催しました:part2

先週に引き続き8月25日のインターンシップの様子をお届け!

 

産科・小児科希望の学生さんたちには病棟や分娩室を見学してもらいました。たくさんの器械があって難しそう・・。でも「赤ちゃんを見ることができて、沐浴も見ることができて良かった!」とコメントを頂きました。

 

インターンシップ終了後、学生さんからは「皆さん笑顔で優しかった」「先輩看護師が熱意をもって仕事をしていた」などプラスの感想を頂き、受け入れた私たちが励みになりました!皆さん来て頂いてありがとうございました。 

 

2023/09/04

 今週の1枚 

インターンシップを開催しました:part1

8月25日(金)、看護部でインターンシップを開催しました。様々な専門学校や大学から18人の学生さんの参加がありました。

 

手術室希望の学生さんは、憧れの「OP看」の先輩にたくさん質問ができました。手術を少し見学し、「まさか本当に手術を見ることができるとは思わなかった!」とびっくり!さらに電メスで鶏肉を切ったりといった体験もあり、楽しいインターンシップになったようでした。ぜひ私たちと一緒に働きましょうね!!!

 

2023/08/28

 今週の1枚 

手術室の看護師を見てみよう!:part2

手術室の看護師の業務は多岐に渡ります。手術を受ける患者さんの処置や必要物品の準備、麻酔の介助、手術の進行に合わせて医師が必要とする器械をタイミングよく渡すこと、患者さんの観察や記録など、直接介助と間接介助の看護師に分かれて手術についています。手術をスムーズに進行するためなくてはならない存在です。

 

2023/08/21

 今週の1枚 

手術室の看護師を見てみよう!:part1

なかなか入ることのできない手術室。ここでもスゴ技!をもった専門性の高い看護師が働いています。

 

患者さんが少しでも短時間で安全に手術を受けて頂けるように、執刀医が使う器械などの準備をしています。受けられる術式や執刀医をよく把握し、先を予測しながら確実にセットしています。

 

2023/08/14

 今週の1枚 

特定行為看護師の活動を見てみよう!

特定行為看護師とは研修を終え資格を有した看護師で、あらかじめ医師から指示を受けた手順書に基づいて、難易度が高い診療の補助技術を行っています。

 

この特定行為看護師は手順書範囲の患者さんであれば、自身の判断で気管カニューレ交換が行えます。多忙な医師を待つことなく、また看護師にもケアの視点を教えながら対応してくれます。

 

2023/08/07

 今週の1枚 

回復の願いを込めて。注入食を準備中

お食事がとれない患者さんの注入食の準備をしています。少しでも早く口から味わってお食事が摂れるといいなあ。

 

2023/07/31

 今週の1枚 

SCUでの多職種カンファレンスを見てみよう!

患者さんに質の高い医療・ケアを提供するため、看護師は医師やリハビリのスタッフなどと日々カンファレンスをしています。

 

患者さんが病気と付き合いながらもその方らしい生活が送って頂けるよう、看護師として積極的に話し合いに参加します。

 

2023/04/16

 お知らせ 

令和5年度看護の日。テーマは「看護の心をみんなの心に」

近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、毎年5月12日を「看護の日」、その日を含む1週間は「看護週間」になります。

 

2023年度、看護の日のテーマは「看護の心をみんなの心に」です。

今年度は当院の看護師たちが働く姿を写真に収め、ポスターを作成し、院内やホームページにて公開しています。

こちらのアクティビティレポートではポスターに入りきらなかった写真を掲載しています。

 

3次救急医療機関である当院で働く看護師たちは、24時間365日重症の救急患者さんのいのちに寄り添うため、日々各分野においてさまざまな専門スキルを磨いています。

 

また、外来通院患者さんや入院患者さん一人ひとりに対しても大切な人のいのちに向き合い、心温まる看護の実践に取り組んでいます。

 

ぜひ皆さんの心に少しでも「看護の心」が伝われば幸いです。

 

 ※ポスターをクリックすると拡大表示します。 

 

ドクターヘリの要請!必要な資材を持ち、急いでヘリに向かいます。

ドクターカーで現場に出動。向かう途中も準備の手を止めません。

安全な手術のための、確実な薬剤・手術室準備を心がけています。

日々研鑽し手術介助を行うことで、円滑に手術が進行するよう医師をサポート。患者さんの負担の軽減に努めています。

病気のため入浴できない患者さんの、身体をきれいにするお手伝いをさせていただいています。

早く良くなりますようにと思いをこめて薬剤投与の準備をしています。

 

 

当院から1/41/8まで、石川県珠洲市へDMATを派遣しています。看護部からはERで勤務している男性看護師Kさんが出動してくれました。無事帰ってきてくれたKさんに活動について聞いてみました。
 
Kさん:

珠洲市内の総合病院で、発災から病院で働いている職員を支援する活動をしていました。

実際瓦礫から救出された被災者の方に点滴や検査介助など、病院職員や全国から集まったDMAT隊員と連携して実践を行いました。

看護師として今まで経験したことがない激務でしたが、被災地での活動はこれまでの自分自身の看護を最大限に発揮できること、しなければならないことと強く使命感を感じました。活動において大切にしたのは、支援させて頂くという謙虚な姿勢を常に意識し、少しでも被災者の方々が身体的、精神的負担を軽減させることを念頭に活動していました。

 

Kさん、DMATの皆さん本当にお疲れ様でした。

被災地の皆様が1日も早く通常の生活が取り戻せるようお祈り致します。 

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