採用情報

初期臨床研修

臨床研修病院の概要

平成23年2月に「JCEP:NPO法人卒後臨床研修評価機構」による外部評価を臨床研修指定病院として滋賀県内で初めて受審し、「認定4年」を取得しました。平成28年2月には更新審査を受審し、今回も「認知4年」の評価を受けました。

※臨床研修評価では、研修体制の整備状況により、2年・4年・6年の認定が受けられます。

 臨床研修病院プログラムの名称・番号

病院群の構成

管理型病院

済生会滋賀県病院

協力施設

当院の救急医療の特徴

当院では、24時間の救急診療を基本方針として1次から3次まで幅広く患者を受け入れ、年間2万7千人を超える救急患者を診療しています。救命救急センターは、救急専用ベッド30床を有しており、各診療科間の連携が大変良好であり、コ・メディカルとの連携も円滑で24時間いつでも緊急検査・緊急手術ができる体制です。幅広い分野の初期治療の習得にふさわしい病院です。

 

救急患者延数 22,696名(平成26年度)
救急車搬入台数 6,189件(平成26年度)

 院長メッセージ

院長 三木 恒治

 本院は滋賀県の名神高速道路栗東インターチェンジのそばで、アクセスにも恵まれ1日の平均外来患者数約800名、病床数は393床、医師数約130名で、滋賀県の3次救急指定病院として、年間約6000の救急車の搬送があり、またドクターカーが配備された県内随一の救命救急センターがあります。さらに本院は本年5月よりドクターヘリが配備され、滋賀県・京都府南部の急性期医療の中核を担っています。さらに災害拠点病院として、大規模災害に対応できる体制を充実させています。さらに専門的な訓練を受けたDMAT(災害派遣医療チーム)を編成し遠隔地の災害にも派遣しています。一方地域医療支援病院として、地域の保険・医療・福祉を、地域の専門的機能を持つ医療機関、関連施設である特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、訪問看護ステーションなどとチーム医療を構築することで地域完結型医療を総合的に推進しています。さらに地域がん診療連携支援病院として、放射線治療設備も兼ね備えた高度な集学的がん治療を行う総合病院でもあります。

本院はプライマリーケアの習得を目指す研修医にとって、最適な研修環境を完備し、熱意のある研修希望者を募集しています。ドクターカー、ドクターヘリにも搭乗し、厳しい中にも実りの多い研修生活をエンジョイしていただきたいと思います。

研修責任者コメント

臨床研修センター長・循環器内科主任部長・
救命救急センター副センター長 倉田 博之

初期臨床研修制度がスタートして10年以上がたち、当院でものべ80名以上の先生方が研修を修了されました。彼らと指導医が苦労しながら共同作業を行い、現在当院の特色を生かした研修環境が整って参りました。

当院は3次救命救急センターを併設しており、年間3万件の救急に対応するセンターを核にプライマリーケア研修に最適な症例を初療時から豊富に経験できます。(ドクターカー、ドクターヘリ経験を含む)また、時間外入院患者さんを対象としたERカンファレンスを平日毎朝開催して、研修医のプレゼンテーション能力を向上させるとともに、初療に対するフィードバックも行っています。救急以外でも各科カンファレンス、総合内科初診外来、CVトレーナーを使ったOSCE、採血・点滴、エコー、グラム染色実習、多職種で行う臨床倫理カンファレンス実習などいくつもの講習会・実習が必修となっております。(多職種とともに実習・講習会を行う機会も多く、チーム医療の本質も学んでいただきます。)スキルスラボが研修医室の近隣にありますので、少しの空き時間であってもトレーニングが行えます。また12か月の選択科目の中には他病院にはない病理を含めた検査診断コース、遠方の過疎地域・離島研修などがあり、バリエーションも豊富です。 当院の研修では、この患者さんに必要な検査は何か?診断と鑑別診断は何か?初療として何をすべきか?この患者さんは帰宅可能か?専門医に緊急でコンサルトすべきか?どうすれば患者さんに安心して満足していただけるか?どの方針がこの患者さんに合うか?など、臨床推論、初期対応、コミュニケーション法からリスクマネジメント、臨床倫理、医療経済まで視野に入れた臨床的・社会的問題解決能力を養うことができます。このような素晴らしい研修環境が、できる限り研修医に経験を積ませたいという指導医の熱意、そして研修医諸君のやる気がコラボレーションした結果として確立されてきたと自負しております。

最近よく感じるのは研修医と研修病院には相性があるのではないかということです。ある研修医が求めている研修、あるいは2年後の研修が修了したときにどういう自分でありたいかといったビジョンに応じて、その人その人に応じたふさわしい研修病院がどこかにきっとあるのではないかということです。当院における研修は、特に救急当直を中心とした研修に関して確かにハードですが、研修医が2年間に身に付けておくべきプライマリーケアをしっかりと高いレベルで身に着けたい、そのためには多少の苦労はいとわない、といった研修医諸君にはうってつけの研修病院であると考えます。

また研修医から指導医への逆評価は年1回あり、指導方法も年々ブラシュアップされています。イントラネットを利用した臨床研修手帳の入力や研修レポート作成支援、研修医ストレスマネジメントも事務方の全面的協力により組織的に行っています。臨床研修病院評価機構の第3者評価も県内で最初に受審しパスしており、2016年度には4年の更新を認可されています。

当院の臨床研修を経験すれば必ずや一流の臨床医、チーム医療の優れたリーダーとしての基礎を身に付けることができると確信しております。医学生の皆様、初期臨床研修医として当院にきていただき、指導医・病院スタッフとともに患者さんのために未来にむけて歴史をつくっていきましょう。是非一度 病院見学へ!お待ちしております。

研修修了者からのひとこと

プライマリを学ぶに必要な症例数があることはもちろん、その病院にいるスタッフ(やる気を見せたらそれに答えて下さる先生方)が多くおられることは言うまでもありません。その中でも特に2年間という長いようで短い研修期間全体を通してプログラムを監督し、その都度修正してくださる指導者の熱意が肝心です。個々の診療科がどんなに良くてもこの2年間で学ぶべきことは診療科の枠を越えたプライマリケアであり、チーム医療を志す医療人にとって一診療科だけに傾倒しないバランス感覚を身に着けることです。そのためには研修2年間という長期的視点に立って指導してくださる先生の存在は必須だと思います。また、現在既におられる病院スタッフの方々の協力を取りつけるために研修責任者が動いてくださる事なくして私たちの研修は成り立ちません。医師としての第一歩を踏み出す研修病院選びには悩まれることでしょう。まずはその病院に見学に行き、そこで働く人々に出会うことから始めましょう。特に私たちの生の声を聞くことが1番の近道ではないでしょうか。実物大の研修医に会いに来て見て下さい。

研修医の主な出身大学

京都府立医大、滋賀医大、兵庫医大、名古屋市立、山梨大学、金沢大学、富山医薬大、岡山大学、横浜市立大学、三重大学、関西医科大学、鳥取大学、琉球大学、高知医科大学、杏林大学、東京医科大学、産業医科大学

初期研修後の進路

済生会滋賀県病院(当院)、水口病院、京都府立医大付属病院、滋賀医科大学附属病院、、大阪大学附属病院、杏林大学附属病院、兵庫県柏原病院、滋賀医科大学(大学院)