滋賀県湖南地域(草津市、栗東市、守山市、野洲市)の3次救命救急センターである当院は、地域住民の救命率向上および後遺症軽減に寄与するため、2011年9月からドクターカーの運用を開始しました。湖南地域を管轄する湖南広域消防局と協定を締結し、メディカルコントロール協議会の承認を得て、湖南地域の各救急告示病院と協力しながら運用しています。
119番通報時に重症と考えられるキーワードに該当した場合、救急車を現場に出動させると同時に当院にドクターカーの出動要請が入ります。ドクターカーには救急医、救急部看護師が乗り込み、現場に向かいます。平成26年2月からは、甲賀地域にも運行範囲を拡大しています。
以下に当院ドクターカーの特徴を示します。
運行開始からこれまでに1000件を超える要請があり、重症外傷、脳卒中などの初期診療に効果を発揮しています。