救急外来

当院は滋賀県湖南地域における唯一の第三次救命救急指定病院として、年間7570台の救急車を受け入れています。また年間485件のドクターヘリ要請に加え、900件のドクターカーの要請があり、病院に搬送するまでの間現場で救急活動を行ない、患者さんを適切な医療機関へ搬送しています。

当院の救命救急センターは、同時に6名の重症患者を受け入れられるようベッドを配置しています。重症外傷患者さんの対応には全館放送で外科系医師や手術室看護師、他多職種を早期に参集し、手厚い医療・ケアを実践しています。救命救急センターは一つの病棟単位として看護体制をとっていますが、ICU・HCU・救命救急病棟と連携し、その時の業務量に応じて看護師が臨機応変に応援体制をとれるようにトレーニングをしています。また、ドクターカー・ヘリ乗務員は、救命救急センター・ICU・HCU・救命救急センター病棟の看護師が担っています。加えて、救急看護認定看護師、小児救急看護認定看護師、DMATのメンバーも勤務しています。

救命が必要な状況に置かれた患者さんやご家族に対して、迅速且つ適切で最善の看護を行ない、精神的不安にも対応したいと思っています。