令和8年2月15日(日)、総裁・秋篠宮皇嗣殿下の御臨席を賜り、第78回済生会学会ならびに令和7年度済生会総会を、びわ湖大津プリンスホテルおよび滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールにて開催いたしました。滋賀県での開催は、昭和46年、平成18年についで3回目、19年ぶりとなります。歴史と伝統のある本学会を、この滋賀の地で無事に執り行うことができましたことは、この上ない栄誉であり、本サイトではその盛会の模様を謹んでご報告いたします。
上野大臣からは、済生会が一世紀以上にわたり、無料低額診療事業や生活困窮者支援など地域医療・福祉に大きく貢献してきたことへのお言葉をいただきました。また、済生会の活動が国の目指す「地域共生社会」の実現に向けた大きな推進力になるとの期待もお寄せいただきました。
三日月知事からは、済生会が救急医療や災害医療の基幹病院として、また切れ目のない包括的サービスを提供する重要な役割を担っていることへの感謝のお言葉をいただくとともに、今後も医療と福祉が連携し、地域全体で支え合う体制づくりに済生会の協力を求められました。
テーマは「働かん方改革!? -医療生産性の効率化を求めて-」としました。働き方改革ではなく、「働かん方改革!?」といたしましたのは、今日の医療現場では、医療の質を高めるために、医療従事者の負担が増す一方で、働き方改革の導入により、労働時間の短縮が提唱されるなど、二律背反する課題を解消し、持続可能な医療体制を構築する必要があります。全国の済生会で実践されている「質を保ちながら生産性を高め、医療従事者の負担を軽減する取り組み」を共有し、効率的な改革をさらに進めたいという思いから、このテーマを掲げました。
特別講演では、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞された京都大学iPS細胞研究所名誉所長である山中伸弥先生による動画講演を通じてiPS細胞研究の最前線に触れる貴重な機会をいただきました。
全国から2,500名を超える皆さまにご参加いただき、2題のシンポジウム「リーン・ヘルスケアの潮流~医療生産性向上のためにできること」「働き続けられる職場刷新~要となる管理職の職場マネジメント」を開催しました。その他ランチョンセミナー14題、アフタヌーンセミナー2題、そして557題に及ぶ一般演題など、非常に密度の高いものとなりました。
秋篠宮皇嗣殿下にも御臨席を賜り、全国から約2,000名の職員が参加しました。立食形式の和やかな雰囲気の中、施設間の意見交換・交流の場となりました。
コングレスバッグとして京都の職人が手作りする「一澤信三郎帆布」の鞄を配布しました。企業展示ブースのスタンプラリーでは近江牛をはじめとする特産品を景品にご用意しました。たくさんの方に参加していただき、滋賀ならではの手土産をお持ち帰りいただきました。開会式にはご当地のゆるキャラも大集合!参加者の皆さまに少しでも滋賀の魅力を感じていただけたなら幸いです。
当日は滋賀県病院から157名のスタッフが裏方として奔走し、学会の成功を陰から支えました。皆さま本当にお疲れ様でした。