診療のご案内

包括支払制度(DPC)

DPC特定病院群(大学病院本院準ずる)の指定を受けました

当院は大学病院本院に準ずる診療機能を有することが認められたことから、2024年6月より「DPC特定病院群」に指定されました。

 

  • DPC特定病院群とは
大学病院本院群以外の施設で、下記の4つの観点から診療実績を評価し、大学病院本院に準じた機能を有すると考えられる医療機関のことを指します。

【評価の観点】
  1. 「診療密度」
  2. 「医師研修の実施 」
  3. 「高度な医療技術の実施」
  4. 「重症患者に対する診療の実施」

 

 

医療機関群滋賀県
大学病院本院群 滋賀医科大学医学部附属病院
特定病院群 済生会滋賀県病院
標準病院群 その他DPC病院

当院では「急性期医療」「がん治療」「医療・介護連携」「予防医療」の4本柱を軸として、地域の皆さんに必要とされる高度急性期医療機能を充実させることにより、安全で良質な医療を実践し、地域医療に貢献していきます。

 

包括支払制度(DPC)とは

DPCとはDiagnosis(診断)Procedure(診療行為)Combination(組み合わせ)の略称で、従来の診療行為ごとに計算する『出来高払い方式』とは異なり、入院患者様の病名とその症状・手術(処置)施行の有無・合併症の有無等をもとに厚生労働省が定めた1日当たりの定額からなる包括部分(投薬・注射・処置・入院料等)と出来高部分(手術・麻酔・リハビリ・指導料等)を組み合わせて計算する方式です。DPCは支払い方式の変更だけではなく入院患者様に対して良質・効率的な医療・また医療の透明化等を図る為に実施されているものです。

 

dpc説明図
入院診療費 = 包括診療費 + 出来高診療費 + 食事代

 

包括支払制度(DPC)では入院中の投薬・注射の量や、検査・画像診断の回数にかかわらず 医療費が1日当たりの定額(包括診療費)となります。

 

包括支払制度(DPC)のQ&A

Q:出来高払い方式と比べて、包括支払制度(DPC)では、支払は高くなるのですか?

A:包括支払制度(DPC)では、入院している間の病名によって、1日当たりの入院費が決まります。従って出来高払い方式と比べて病名により、高くなる場合もあれば安くなる場合もあります。また入院日数によっても、1日当たりの入院費は変わってきます。

 

Q:長期間入院しても1日当たりの入院点数は同じですか?

A:1日当たりの入院点数は、入院中の病名によって3段階に区分されており、入院が長くなるほど1日当たりの入院点数は安くなります。また、入院が長期にわたり病名ごとに定められた入院日数を超えてしまうと、出来高払い方式での計算になります。

 

Q:包括支払制度(DPC)では、病名によって入院費が決まるということですが、入院中に新たに別の病気が見つかって治療をした場合はどうなるのですか?

A:包括支払制度(DPC)での請求の場合、病名は1回の入院で1つだけとなります。その病名は、入院期間中に最も医療資源が投入されたもので退院時に決定されます。ですので2ヶ月以上にまたがって入院される場合、退院時に前月までとは異なる病名に変更される事もあります。その場合は退院月に前月分の調整をし、入院費の計算を行います。

 

Q:すべての入院患者様がこの包括支払制度(DPC)の対象になるのですか?

A:包括支払制度(DPC)の制度に該当する疾患であると主治医が判断した場合に対象となります。患者さんの病気がこの制度の対象外である場合や、お産・労災保険・交通事故等の自由診療で入院された場合は、この制度の対象外で出来高払い方式での計算になります。

 

Q:高額療養費の扱いはどうなりますか?

A:高額療養費制度の取り扱いは従来と変わりません。

 

Q:早く退院させられる事はありませんか?

A:入院・退院の判断は医師が医学上の判断に基づいて行いますので医療の必要があるにも関わらず早く退院をお願いすることはありません。