病院紹介

5.PCI初期成功率

項目の解説

PCI(percutaneous coronary intervention:経皮的冠動脈インターベンション)とは、冠動脈疾患に対するカテーテル治療のことです。

 

初期成功とは、大きな合併症なく冠動脈の狭窄を拡張することができたという意味で、PCIの手技に関する指標となります。初期成功率を高めるためには、術者の技術と経験だけでなく、チームとしての総合力が必要となります。

 

定義・計測方法

 

年推移

 

 

 

 

当院では、2017年度に350例強の患者さんに対して、PCI(経皮的冠インターベンション)治療を行いました。  

近年では治療器具の発達が進んでいることもあり、2015年度では、98.91%と非常に高い数値を得ることができるようになりました。なお、初期成功が得られなかった症例は、慢性的に完全閉塞していた病変でした。

次に、合併症についてですが、PCI中に急に冠動脈が閉塞して急性心筋梗塞を発症したり、緊急手術が必要になったり、最悪のケースでは死亡したりすることをMACE(major adversed cardiac events:重大心血管事故)と言います。2017年度に当院でMACEを発症した2例は急性心筋梗塞を発症した症例でしたが、死亡に至った症例はありませんでした(グラフ1)。

今後もこのモニタリングを継続し、安全なPCIを行えるように取り組んでいきたいと考えています。