撮影室は2部屋あり、胸部・腹部・四肢・脊椎など、救急と健診業務以外の一般撮影を2つの部屋で行なっています。
X線を使用して人体(頭部・胸部・腹部・四肢など)を断層撮影して検査します。
64列MDCTにより、短時間で高精細なCT画像を提供し、より迅速な診断に役立てています。
また、逐次近似法を用いた画像再構成法(ASiR)により、被ばく線量を従来の50%程度に低減しています。
CT透視ガイド下にて冷凍手術器(CryoHit)による、腎癌の凍結療法を行っています。
磁石を使用して検査するので被ばくはありませんが、体内の金属には注意が必要です。
磁力が【1.5T】と【3T】の2種類の装置があります。
主な検査は、胃腸透視検査整形外科系検査などを行います。
泌尿器科からの依頼の検査を主に行います。(DIP・IVP検査など)
アンギオ装置は【頭・腹部用】と【心臓用】で2部屋に分かれています。X線と造影剤を用いて血流の動画を見る事が出来ます。腕や脚から細いカテーテルを挿入するだけなのでメスを使う事なく血管内を治療する事が可能です。
検査部位は腰の骨(腰椎)と股の骨(大体骨頚部)の骨密度の測定を行います。検査時間は10分程で、寝て測定します。痛みなどはありません。
高エネルギー放射線を使用して治療しています。
衝撃波を使用して、腎・尿管結石を破砕治療します。
健診の業務は、一泊ドック、日帰りドック、一般健診、脳ドックなどの胸部撮影(FPD)、胃透視検査をおこなっています。
当院では、24時間体制で救急業務を行っています。画像診断科でも昼夜を問わず、迅速に対応しています。救急専用の一般撮影及びCT室(64列)を設置しています。
マンモグラフィの断層(3D)撮影のことを'トモシンセシス’と言います。マンモグラフィの写真では、乳腺や脂肪、血管などの重なりで腫瘍が見えにくいことがあります。トモシンセシスでは、乳房を1mmずつスライスした画像が表示されるので重なりを分けてみることができ、腫瘍や石灰化の形や分布が分かりやすくなります。
マンモトーム生検は、局所麻酔下で行われ、生検のための小さな傷(約4mm)が1つだけで、縫合は不要です。傷跡は1~2ヶ月くらいでほとんど目立たなくなります。細胞診や針生検(CNB)よりも採取する組織量が多く、より確実な診断をすることができます。
病気によってマンモグラフィ装置、エコー装置を選択し検査可能です。
乳がんになる方は年々増加しています。乳がんは早期に発見されれば治るガン!早期発見にマンモグラフィが役立ちます!当院では各種検診、診断にマンモグラフィ撮影をしています。
圧迫時、多少の痛みを伴うことがあります。受診者の方の苦痛を軽減することができるよう努めていますが、我慢できないほど痛みが強ければ、遠慮なくおっしゃって下さい。
RI検査(核医学検査)では、放射線を出す物質(放射性同位元素)で目印の付けられた薬(放射性医薬品)を体内に投与して、体内から体外に出てくる放射線を計測して、その薬の分布や集積の程度から病変の有無や臓器の機能などを診断しています。
検査室は広く開放的で、検査中も大変静かです。
使用する放射性医薬品の量は微量で、化学的、生物学的根拠からも安全性は確立されています。
放射性医薬品の種類や撮影方法を変えることで様々な目的の検査が行われます。以下に一部の例をお示し致します。
<脳血流の検査>
脳血流の検査では、脳の血液の循環の状態を調べることによって、アルツハイマーなどの認知症や脳梗塞、脳血管障害の予後の判定や手術前・手術後の効果判定などの診断を行います。
<全身の骨の検査>
骨の検査では、全身の骨の代謝を調べることによって、骨腫瘍や骨の炎症の状態、他の臓器からの骨転移病変などの診断を行います。