個人の境や食習慣を考えながらそれぞれに合った対応を行っていきたいと思っております。身についた食習慣を変えるのは簡単ではありませんが、一緒に考えながら何かできることから始めてみませんか。気になることや悩んでいることがあれば気軽にお話ください。指導はフードモデルやパンフレットを使い、わかりやすくお話できるよう心がけています。栄養相談は主治医の指示のもと行っております。 ご希望の患者さんは主治医にご相談ください。
外来患者さんまたは入院されている患者様で主治医より栄養指導依頼のあった方
腎臓病・肝臓病・糖尿病・高血圧症・胃・十二指腸潰瘍・クローン病及び潰瘍性大腸炎などの低残渣食・心疾患・妊娠高血圧症・妊娠糖尿病・肥満症・貧血・膵臓病・脂質異常症・がん・低栄養・えんげ障害など
毎週月~金曜日(*外来休診日は除く)
予約制
午前9時~午後4時
20~30分程度
栄養相談室(2階4ブロック8診)
※透析センターや化学療法センター、入院患者様においては病室で行うこともあります。
毎月、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・臨床検査技師・管理栄養士がテーマ毎に実施しています。管理栄養士は「糖尿病は何を食べてもいいって本当?季節の食べ物で注意すること」というテーマで行っています。食品模型やパネルを使い、食事療法の基本をお話しし、実際にメニューを考えて頂いたり、参加される方がより理解しやすいよう実践的な内容も取り入れています。 糖尿病でない方も、糖尿病患者様のご家族の方等どなたも無料で参加していただけます。
なかなかゆっくり食事のお話を聞く機会は少ないことですし、どうぞ気軽にお越しください。
2020年度 | |
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入院栄養指導件数 | 2,424件 |
外来栄養指導件数 | 2,311件 |
透析予防指導件数 | 172件 |
朝食 | 8:00 | |
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昼食 | 12:00 | |
夕食 | 18:00 |
温冷配膳車を利用し温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく、適温で召し上がっていただけるように提供しています。
現在、給食業務は委託となっています。
HACCP(ハサップ)危害分析重要管理点という衛生管理方法を取り入れ、食事が利用者の皆様の元に届くまでの衛生管理を徹底して行っています。
厨房内は検収室(材料の受け取り)・下処理室・清潔室・洗浄室の4つの部屋に分かれており、各部屋ごとの衛生マニュアルに基づいて作業を行っています。
1日あたり約750食を作っています。
患者様のお食事は一般食と特別治療食に分かれており、患者様の病態に応じた食事を選択し提供しています。
また看護師と連携をとり、食欲不振の方やアレルギー食品のある患者様に対しては個人対応を心がけています。
※当院でご出産された方へお子様の誕生のお祝いと健やかな成長を願う気持ちを込めて、ご退院の前にはお祝い膳を提供しています。
1年を通じて現在約20回行事食を提供しています。季節を感じていただけるよう旬の食材を使い、またカードも添えてお楽しみいただいています。
お正月、七草粥、節分、ひな祭り、春分の日、お花見(院内行事)、子どもの日、七夕、土用の日、敬老の日、十五夜、体育の日、文化の日、勤労感謝の日、クリスマス、冬至、大晦日など
味覚障害などで食欲が落ちている患者様向けに、なでしこ食という食事を提供しています。
味付けが濃いめのメニューであったり、さっぱりと食べられる工夫をしています。管理栄養士がベッドサイドまで足を運んで提案させていただいています。
厨房は10階にあり、床はドライシステム、電磁調理器、コンベクションオーブン、ブラストチラー、チルド室設備などがあり衛生的な食事が提供できるように徹底しております。
焼き調理、ソテー、蒸し物、野菜のボイル、煮物等の調理を1台でこなすことができるすぐれものです。
ボイル野菜などは、蒸気を利用するため、ビタミンが調理の過程で減ってしまうのを抑えて栄養面でも優れています。
また、焼き物はジューシーに、煮物は煮崩れしにくく仕上がります。
加熱後、細菌が繁殖しにくい温度まで急速に冷却をすることで食中毒菌の繁殖を抑えることができます。
また、冷風を当てるという優しい熱交換で食品を冷やすため、水分・栄養素・見た目の美しさを損ないにくく、食品の美味しさを保持することができます。
備蓄食品を用意し大規模災害に対応できる体勢をとっております。