診療科・部門

前立腺局所療法センター

最先技術と低侵襲治療で地域医療に貢献します

ロボット手術センター長兼前立腺局所療法センター長である鴨井は、前任地の京都府立医大では、前立腺癌診断のためのMRI と超音波を融合させた前立腺生検(約800例)と、前立腺癌のロボット手術(約350例)を行ってきました。

 

MRIに基づいた狙い撃ち生検によって、癌の見逃しと無駄な生検を減らし、効率よく臨床的に重要な癌を見つけることができます。また、MRI 所見と生検結果から正確に癌病巣を把握することができ、3次元的な癌の地図をガイドにロボット手術を行うことによって、世界最高レベルの再発なし生存率と尿失禁の早期改善、合併症の低下(同種血輸血なし、直腸損傷なし)を得ることができました。

 

今回、済生会滋賀県病院でMRI/ 超音波融合生検とロボット手術を新たに立ち上げることができました。

 

さらに新しい治療法である前立腺癌病巣だけを治療する前立腺癌局所療法を導入することで、トップレベルの医療を地域の患者様にお届けしたいと思いますので、前立腺癌の疑われる患者様のご紹介をよろしくお願いします。