診療科・部門

脳神経内科

rt-PAや血管内治療などの脳梗塞超急性期治療に常時対応します

三次救命救急センターを有する当院の脳神経内科診療の上で、脳梗塞の診療は非常に重要です。近年、脳梗塞に対する超急性期治療が予後を左右する時代となり、当科でも血栓溶解療法(rt-PA)、血栓回収デバイスを用いた脳血管内治療を積極的に行っています。

 

平成30年度は46例に血栓溶解療法(t-PA)、41例に血栓回収デバイスを用いた脳血管内治療を施行し、県内では最多数です(読売新聞調べ)。脳梗塞超急性期治療後は、SCU(脳卒中専門病棟)にて管理する体制を整えています。

 

脳梗塞以外でも、ギラン・バレー症候群や多発性硬化症などの神経免疫疾患、パーキンソン病などの神経変性疾患など脳神経内科の分野を幅広くかつ積極的に診療を行っています。頭痛、認知症などのよくある病気も専門医(頭痛専門医)がしっかり診療します。

 

主に以下のような検査・治療を行っています

      • 治療
      • 脳梗塞に対する超急性期治療(血栓溶解療法rt-PA、血栓回収デバイスを用いた脳血管内治療)
      • ギラン・バレー症候群やCIDPなど免疫性末梢神経疾患に対する大量γグロブリン治療
      • 重症筋力症など免疫性神経疾患に対する血漿交換治療や大量γグロブリン治療
      • 片側顔面痙攣に対するボツリヌス治療   など
      • 検査
  • 脳血管造影
  • 経食道心エコー
  • 末梢神経伝導速度検査
  • 筋電図
  • 筋生検
  • 神経生検(腓腹神経)

 

 

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