三次救命救急センターを有する当院の脳神経内科診療の上で、脳梗塞の診療は非常に重要です。近年、脳梗塞に対する超急性期治療が予後を左右する時代となり、当科でも血栓溶解療法(rt-PA)、血栓回収デバイスを用いた脳血管内治療を積極的に行っています。
平成30年度は46例に血栓溶解療法(t-PA)、41例に血栓回収デバイスを用いた脳血管内治療を施行し、県内では最多数です(読売新聞調べ)。脳梗塞超急性期治療後は、SCU(脳卒中専門病棟)にて管理する体制を整えています。
脳梗塞以外でも、ギラン・バレー症候群や多発性硬化症などの神経免疫疾患、パーキンソン病などの神経変性疾患など脳神経内科の分野を幅広くかつ積極的に診療を行っています。頭痛、認知症などのよくある病気も専門医(頭痛専門医)がしっかり診療します。