心臓や血管の病気である循環器疾患は、わが国の死因の第2位であり、増加傾向にあります。当科では、主に手術が必要な循環器疾患をお持ちの方の診療にあたっています。
多くの患者さんは、心臓や血管の手術が必要であると告げられた時、不安でどうしたらよいのかわからなくなると思います。しかし、近年心臓や血管に対する手術はより安全で体への負担が少なくなりつつあります。当科では、それぞれの患者さんに最適な手術の選択肢をお示ししながら、患者さんに寄り添った治療を提供するように心がけています。
特に胸が痛い、息切れが強い、動悸がする、足がむくむ、足の血管がボコボコ浮いてきたといった症状があれば、治療が必要な循環器疾患かもしれません。心配な症状があれば、当科を受診して頂き、ともに問題を解決していきたいと考えています。
医長
平成28年卒
専門分野 | 心臓血管外科一般 |
---|---|
専門医・認定医・資格 |
日本外科学会 専門医 日本心臓血管外科学会 専門医 ステントグラフト治療(胸部、腹部) 指導医 |
所属学会 |
日本外科学会 日本胸部外科学会 日本心臓血管外科学会 日本血管外科学会 |
手術名 | 2022年度 |
---|---|
腹部大動脈瘤手術 | 10 |
ステントグラフト | 8 |
下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 40 |
内シャント造設術 | 27 |
大腿動脈内膜摘除術 | 3 |
ペースメーカー電池交換 | 16 |
その他 | 4 |
当院の心臓血管外科は、専門医制度と連携したデータベース事業(NCD)に参加しております。