あなたは、なんらかの健康上の問題が現れた時にどのような行動をとっておられますか?
1)薬局で薬を購入
2)開業医を受診
3)総合病院を受診
などを選ばれていると思われます。開業医の先生が総合病院の受診を判断される場合、たいていの場合受診すべき科を選んでくれると思いますが、時々どの専門科にも当てはまらないケースがあります。そういう場合に総合内科外来を受診されることになります。総合内科ではじっくりと時間をかけてお話を聞き、必要な情報を頂き、急がば回れの精神でできる限り侵襲(身体に害)の少ない方法で診断をつけ、※1どの科で診るのかが一番適切かを判断するように心がけています。
※1 検査や投薬は最低限にする方針であり、時には日を追って経過を診ることもあります。
※2 選択肢には他病院も含まれます。
当院での総合内科は、
①診断がつかない患者の相談 診療
②外来診療において幅広い患者の診療
③若いドクター基本的な技能についての指導
を3本柱として活動しております。
あとは、今ご自分が困っていることを話してくだされば結構です。
また「医師にどう症状を伝えたらいいのかわからない」という方もいらっしゃると思います。
下記のページで、患者さんから医師への伝え方のポイントを解説していますので、お困りの方はご覧ください。
社会福祉法人恩賜財団済生会「症状別病気解説(医師への上手な伝え方)はコチラ」
圧倒的に多いケースが「熱がなかなか下がらない」というものです。専門科の先生方の協力をお願いしながら、診断と治療を進めて行きます。必要であれば当科に転科して直接診療することになります。そういった意味の専門医と考えて頂ければ結構です。また時に他施設にお願いした方が患者さんにとって有益と判断すれば転院を提案することもあります。