診療科・部門

小児科

まずは小児科へご相談下さい!

小児疾患は境界領域が多くあり、症状によっては何科へ紹介するべきかお困りの症例もあると思います。小児科へご紹介頂ければ、院内照会いたします。必要な症例では、より専門的な機関(滋賀医科大学付属病院・滋賀県立小児保健医療センター等)へ紹介させて頂きます。

 

 また、先生方が紹介不要と思われる症例でも、保護者の不安から紹介や入院を希望される場合もあるかと思います。そのような症例でも対応させて頂きます。「保護者のホームケア力の向上」にも取り組んで参ります。

 

アレルギー・神経・循環器・内分泌に関しては専門医による外来を開設していますので、ご利用下さい

 

主に以下のような検査・治療を行っています

  • 一般外来診療

周辺に小児科専門医の開業医院が多くあり、かかりつけ医を持たれることをお勧めしています。かかりつけ医から検査、治療が必要とされ紹介された方を中心に、診療にあたっています。
専門医によりアレルギー外来、神経外来、循環器外来、内分泌外来を行っています。

 

> かかりつけ医について詳しくはこちら

 

  • 救急診療

平日日中は三次救急施設として内科系小児疾患の救急車受け入れに加え、救急集中治療科小児診療部門を中心に他科と連携を取り、外科系小児患者さんの対応も行っています。
また、15歳以下の重症症例(けいれん、アナフィラキシー、交通事故など)には、救急医とともに小児科医がドクターカーで出動し、病院前診療を行います。これは、全国的にみても類をみない取り組みです。
湖南圏域の診療所には、小児科医が同乗したドクターカーによる迎え搬送も行っています。
夜間など時間外は、済生会守山市民病院、近江草津徳洲会病院とともに輪番制度をとり、地域で24時間365日小児科医が対応し、必要ならば入院できる体制を整えています。
また、日祝日、年末年始は湖南圏域休日急病診療所とも連携をとり診療を行っています。

 

> 当院ドクターカーについて詳しくはこちら

> 湖南広域行政組合「急患・急病のときの対応について」詳しくはこちら

> 草津栗東医師会「湖南広域休日急病診療所」について詳しくはこちら

 

  • 入院診療(新生児以外)

肺炎、胃腸炎、尿路感染症などの感染症を中心に、気管支喘息、川崎病、てんかん、腎炎、腸重積、糖尿病など全ての小児疾患の初期診療を行っています。
また、小児の頭部外傷や異物誤飲、熱傷なども、救急集中治療科小児救急部門、脳神経外科、消化器内科、皮膚科等と連携をとり、全身管理を行っています。
MRI、腎シンチ、脳波など鎮静が必要な乳児、幼児の検査は、安全のため入院管理を行っています。
アナフィラキシー症状の出現が予測される食物負荷試験や、成長ホルモン負荷試験も入院で行っています。
より専門的な検査、治療が必要な症例に関しては、滋賀医科大学付属病院の小児科、小児外科と連携を取り、診療を行います。
軽症と思われる症例でもご家族の希望があれば、入院の上、観察を行います。この場合は、点滴や血液検査など不要な侵襲的処置を行わず、医師、看護師と一緒に症状の観察を行い、発熱時の対応、水分の取り方、注意が必要な症状など、ご家庭でのホームケアを学んで頂きます。
近年では年間30〜40件程度、特別な検査、治療を行わない観察入院があります。

 

  • 入院診療(新生児)

 院内外の産婦人科と連携し、早産児、低出生体重児などハイリスク症例には分娩から小児科医が立会い、管理を行います。出生後に異常が認められた場合も速やかに小児科医が対応します。
 また、近隣産婦人科医院で出生後に異常がみられた新生児の受け入れも行っています。必要に応じて総合周産期センター(滋賀医科大学、大津赤十字病院)、地域周産期支援病院(長浜赤十字病院、近江八幡市総合医療センター)と連携をとり、診療を行っています。

 

>「滋賀県周産期医療ネットワーク」について詳しくはこちら

 

 

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